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学会があるときに医療体制はどうなっているか

医師は医師国家試験に合格すればなれますが、一人前と言えるのはその後の研修医期間を終えてからになるでしょう。その後は病院に勤務する人もいれば開業医になる人もいて、それぞれの道で医業に励むことになります。では医師になったらそれ以降はただ医師として治療のみを行えばよいかです。医師の仕事は医学知識や医療技術などを必要としますが、それらは日々新しいものが出てきます。一応本やネットなどからもそれらの情報が得られるのでしょうがすべてを本などに頼るのは難しいでしょう。通常は自分の専門分野の学会に所属し、学会が行う情報交換の場で新たな情報を得たりします。気になるのは医師が学会などに出席をしている間に医療機関はどうなるかです。開業医などだと臨時休業の張り紙を出すときもありますが、救急医療などはまさに24時間365日体制なので休むわけにはいきません。一応医療機関ごとに医師の配分が行われているので、学会で医師がいないときでも医療体制が維持できるようになっています。

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